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Aa-010終日出展:展示・実演
世界を支える光合成 〜植物のチカラを感じてみよう〜
主催
日本光合成学会 若手の会
共催等
[後援] 日本光合成学会
概要
緑の植物は、“光合成”によって太陽の光を私たちが生きていくためのエネルギーに変えてくれる、言わば縁の下の力持ちです。次世代エネルギーとしても期待される光合成を、映像や実験を通じて紹介します。
ひとこと感想
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実施報告など
https://sites.google.com/site/photosynwakate/news/agora2012
URL
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日時
11月10日(土)・11日(日) 10:00-17:00
会場
日本科学未来館 1階
内容
光合成と聞くと、皆さんはどんなものを思い浮かべますか?きっと、太陽の光を浴びた緑の葉っぱが、二酸化炭素を吸収して酸素を放出する姿を思い浮かべるでしょう。でも実は、世の中には、緑色ではなかったり、二酸化炭素を吸収しなかったり、酸素を放出しない光合成生物も存在します。このような多様な光合成生物たちは地球上の至る所に住んでいて、太陽の光を利用して私たちが生きていくための環境を作り、必要なエネルギーのほぼ全てを供給してくれています。最近では、光合成は再生可能な次世代のエネルギー源としても注目され、光合成は近い将来、私たちの生活を支える「大黒柱」としても活躍してくれるかもしれません。
それだけ大事な光合成ですが、たくさんの化学反応が複雑に組み合わさっていて、その実体を理解するのはなかなか困難です。光合成のしくみを解明し、また将来へとつなげていくために、日々研究が進められています。本企画では、最先端の光合成研究をしている研究者が、パネル、映像、実験、観察を通じて、光合成を分かりやすく説明します。是非、「植物のチカラ」とそれに携わる「研究者のチカラ」を直に感じてください!

[パネル]
光合成の仕組み、光合成と地球環境との関わり、光合成の応用利用などについて、パネル展示し、研究者が分かりやすく解説します。

[映像]
光合成を行う装置は、その働きによって様々な「かたち(構造)」をしています。タンパク質の構造からたくさんの情報が得られ、光合成の理解や応用研究にも役立ちます。その「かたち」をキレイな映像で魅せます。

[実験]
光合成に関わる色素や光合成による酸素発生、二酸化炭素吸収について、直感的に理解できるデモ実験を行います。

[観察]
多様な光合成生物を顕微鏡により、直接観察してもらい、また、それらの生物がどんか環境に生育しているのか解説することで、光合成を身近に感じてもらいます。
主な登壇者など
浅井智広(名古屋大学)
大西紀和(基礎生物学研究所)
岡島公司(大阪府立大学)
川上恵典(大阪市立大学)
辻敬典(筑波大学)
成川礼(東京大学)
参考URL
https://sites.google.com/site/photosynwakate/news/agora2012
備考
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