SCIENCE AGORA

激走!!エネルギーサーキット
~いろいろなエネルギー変換を学ぼう~
Aa-062

うどんの国からこんにちは!
私たち香川高専 技術教育支援室では、子供たちに科学・工作に親しんでもらうため、「ただ工作をするだけでなく、なにかひとつ新しい学びを得る」をモットーに、毎年さまざまな科学・工作イベントを行っています。
今回、サイエンスアゴラ初出展!アゴラに来てくれたみなさんに、いろいろな発電方法とエネルギーについて紹介します。

身の回りにあふれているのに、実はあまり知られていないエネルギー。みなさんは、エネルギーが変身できることを知っていますか?
電源を付け替えて走る「スロットカー」で、燃料電池や温度差発電など、いろいろな発電を体験し、エネルギー変換を学ぼう。
そして私たちの将来に関わるエネルギー問題について、一緒に考えてみませんか?

企画提供者 香川高等専門学校 技術教育支援室
開催日 11/5(土)、11/6(日)終日
会場 A会場(日本科学未来館)1階
形式 展示・実験・説明
URL
備考

開催報告

11月5日、6日の2日間、手回し発電と太陽光発電でスロットカーの走行を参加者に体験してもらいました。また、ペルチェ素子を使った温度差発電と燃料電池での走行を実演し、スロットカーのしくみや発電の種類など、科学に親しんでもらいました。
体験では車がコースから外れて回路がつながらなくなると、手回し発電機の手ごたえが変わること、太陽電池に光を当てる範囲・角度によって車の走り方が変わることなどを感じてもらえたようです。
ペルチェ素子を用いた温度差発電の実演の際には、ペルチェ効果によって生じた温度差を肌で感じた参加者から驚きの声が上がりました。また、燃料電池の実演では発電の仕組みについて子供たちからたくさんの質問があり、体験・実演ともに親子連れを中心に大勢の参加者で賑わいました。子供たちがスロットカーで楽しく遊ぶ姿はとても微笑ましく、私たちも楽しい時間を過ごしました。
さらに、本企画と日頃の地域貢献活動が、「継続的に多数のステークホルダーの参画を得る工夫をした模範的な活動である」と評価され、JST賞を受賞しました。
今後もこのような活動を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
また、エネルギー関係の専門家の方々から、本教材に関する貴重なご意見をいただきましたこと、この場をお借りしてお礼申し上げます。

page top