日程: 2017年11月24日(金)~26日(日)
10:00-16:00(初日は12:45-18:00)
Date: November 24 (Friday) ~ November 26 (Sunday), 2017
10:00 to 16:00 (*the first day 12:45 to 18:00)
主催:国立研究開発法人科学技術振興機構
共催:日本学術会議、国立研究開発法人理化学研究所、国立研究開発法人産業技術総合研究所、東京臨海副都心グループ、特定非営利活動法人natural science、国立大学法人東北大学災害科学国際研究所、神戸市、福岡市科学館、特定非営利活動法人産学連携推進機構、株式会社早川書房、セコム株式会社
協力:株式会社フジテレビジョン、UDトーク、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社、KIRIN、京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab
後援:内閣府、外務省、文部科学省、経済産業省、一般社団法人日本経済団体連合会、一般社団法人東京臨海副都心まちづくり協議会、一般社団法人国立大学協会、日本私立大学団体連合会
パートナー:AAAS、EuroScience、韓国科学創意振興財団、南アフリカ共和国科学技術省
(2017年8月現在)
サイエンスアゴラの場を通じて、長期的に伝えていきたい考え方を次のように設定しています。
科学とくらし ともに語り 紡ぐ未来
20世紀の科学技術は富や力の追求と並行して発展してきました。しかし限りある地球資源と世界のひずみを前に、今日の科学技術には限界も見え始めています。 とくに成長社会から成熟社会へと移行し、多くの問題を抱え先行きの見えにくい今の日本では、関係者が集う場をつくり、科学と社会のこれからをともに考え、互いの考えを尊重して未来を創っていくことが必要であり、その文化を育てていきたいと考えています。 また、ともに考え、行動するあり方は、国・地域や文化によって多様であり、日本ならではの方法を模索したいと考えています。
①「場をつくる」だけではなく、皆が共に考え、未来社会を創り出すという考え方を強調しました。
②「くらし」に込めた考え:一人一人のくらし・生き方に着目することが、ひいては社会全体を考えることになると考えています。
③「紡ぐ」に込めた考え:未来社会の創造に向けた日本ならではの方法を模索する重要性を込めました。糸紡ぎを想起し、細くバラバラな短い繊維をより合わせて意味のある形に調和させ、一足飛びではなく徐々に創り込んでいく過程だと考えています。
越境する
科学技術の発展の中で、学問分野は専門性が鋭く極められ、物事をより深く追求できるようになりました。 しかし、社会の新しい価値に気づき、現代の多様な問題を解決するためには、ひとつの学問分野や立場、世代の知恵だけでは十分ではありません。 すでに、様々な壁を越えて人々の知恵を紡ごうとする動きは見え始めています。 私たちひとりひとりが心豊かに生きていくために科学技術をどう取り入れていくのか、科学技術には何ができるのか、学問分野、立場、国、文化、世代の壁を越えてともに考える場としましょう。
これまでの開催報告書は、下記のリンクからご覧ください。