No.03-A1911月3日(水)19:00~21:00
学研が提供してきた「科学と学習」「大人の科学」の最大の特徴は付録。編集者は付録の企画立案に眠れぬ日々を過ごし、開発・商品化に神経をすり減らしてきました。
なぜ、これほどまでにストイックに付録にこだわってきたのか。書店に付録付き商品が夥しく並ぶ今、「科学」の付録のレゾンデートルとは?
これまでの科学の付録をご紹介しながら、長く開発責任者をつとめている編集者に、付録の魔性に取りつかれ科学オタクと化した学研社員とAR三兄弟が、魅力・伝えたかったことを探り「付録性」に迫ります。
さらに、今後、付録のカタチは、リニアな進化を遂げるのか、まったく新しい展開・拡張をしていくのか、付録性の未来を考えていきます。
1976年熊本県生まれ。10年間のメーカー勤務で特許開発に従事したあと、やまだかつてない開発ユニットAR三兄弟の長男として活動。複数の特許をうっかり保有している。毎週金曜日20時からJ-WAVE『INNOVATION WORLD』が放送中、開発密着ドキュメンタリー『AR三兄弟の素晴らしきこの世界 パート4』が年内にBSフジで放送予定。
早稲田大学卒業後、平成元年に(株)学習研究社入社。小学生向け学年別雑誌「科学」と「学習」シリーズの企画・編集に携わり、「4年の科学」、「5年の科学」「6年の科学」「6年の学習」等の編集長を歴任後、2003年創刊の「大人の科学マガジン」では副編集長、2004年から編集長を担当。現在、学研科学創造研究所所長及び大人の科学マガジン統括編集長。
学研プラス 学びソリューション事業室 室長
専門は、科学コミュニケーション、科学の魅力をオタクの立場から伝えること。今、興味があることは、位相差顕微鏡と微分干渉顕微鏡を用いたミクロ領域のアート性。付録の思い出は、○年の科学の付録、特に化学系の試薬を使うのがもったいなく、編集部に電話して「使い切ってしまったので追加が欲しい」とお願いをしていたこと。付録の様式美を追求していたのだろう。
■ 学研の科学の付録を振り返る 学研のかつての付録の変遷、次代の流行、不動の人気アイテムなどをご紹介します。 |
|
■ AR三兄弟 川田十夢さんが気になる付録は? 川田さんお気に入りにの付録をいくつか取り上げ、その魅力について語ってもらいます。 |
|
■ 付録性の拡張と未来 付録性…そもそも付録とは何なのか。拡張された付録の未来は? |
付録の過去を振り返り、俯瞰してみると、時代が要求してきたもの、充足されたもの、逆に不足していたものなどが見えてくるのではないか。それらを整理することで未来の付録が見えてくるのではないか。
今まで開発してきた科学の付録を振り返り、そのレゾンデートルを確認した上で、これからの教育に必要な未来の「付録」と、その利用シーン、課題などを話し合った。
失敗を共有し、学べる付録
03-A17 もし「未来」という教科があったら、どんな授業??
03-C17 実務の達人達の知恵をヒントに夢ある未来を考えましょう
03-C19 博物館×テクタイル~あなたは何を伝え、残しますか?
03-D13 この手から「新」技術?ひみつの研究道具箱ゲーム
04-A19 科学技術と文化・教育の社会に対する役割と未来の可能性について考える
06-A19 フラーレンプロジェクト:多面体アパートからサイエンスのカタチ
06-B10 折り紙の手法を使ってユニバーサル・ジョイントを作る
06-B13 絵本で科学実験 ストローハウスで耐震技術に挑戦
06-B19 オンラインコミュニティで生まれる化学反応~十人十色な科学への向き合い方~
06-D17 科学実験@ボリュメトリックスタジオ作戦会議
06-E17 そもそも放射線って何?生活の中からお答えします!
07-A13 科学の工場見学〜科学はどうやって生まれる?〜
07-C10 コロナ禍で変化・発展した「算数・数学の学びの形」とこれから必要な算数・数学の教育
07-C13 機械学習を用いた「分類」を体験しよう
07-E17 敷きつめて発見しよう!組み合わせから生まれる多様性
10-A13 共創型ボードゲーム「Changing」〜新感覚のカラフルリバーシ!?〜
10-A15 オンラインで科学実験教室を開催しよう!
Y-01 原子・分子をのぞいてみよう-身体も地球も原子・分子という暗号でできている!-
Y-02 生きもののしくみを理解するための学修支援ツールの開発
Y-05 シャボン玉で科学しよう!
Y-06 めざそう、科学のオリンピアン!