SCIENCE AGORA

2021年11月3日(水・祝)7日(日)

《プレアゴラ》10月10日(日)11日(月)

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No.03-D1511月3日(水)15:00~17:00

昆虫食学園 ビジョン2021開校!~虫を食べる4人の先生~

Edible Insects College VISION 2021

私立昆虫食学園 Edible Insects College

企画概要

キーンコーンカーンコーン、昆虫食学園開校です!

カイコ先生、イモムシ先生、カマキリ先生、カナブン先生の4人の先生が、昆虫食の授業をします。
90分で昆虫食をはじめ、生物多様性や地域おこし、日本の伝統文化、SDGs、食の未来について学ぶことができます。

授業後の学級会(交流会)では、参加者が主体となった交流会を実施します。

昆虫食や自然環境、SDGsなどに興味がある方は是非参加してくださいね。

https://jinsect.org/event/edibleinsectscollegevision2021/

登壇者プロフィール

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田中 寛人 タナカ ヒロト

カイコ先生、いなか伝承社 代表

専門は、地域資源の掘り起こしや可視化による地域おこし支援。そこにしか無い価値を探しだし、見える化(体験プログラム化、商品化、動画制作)して、わざわざ来たくなる仕掛けづくりを各地で行う。

国産昆虫食の普及や和の薬草の普及も行っている。中小企業庁登録専門家。

URL : https://tsuku2.jp/inakadss

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松井 崇 マツイ タカシ

イモムシ先生、㈱昆虫食のentomo 代表取締役

専門は、現代人が失った「野生の力」を取り戻す食生活の研究と昆虫食。来年「いもむしゴロゴロカレー」販売予定。

11月末に共著『代替タンパク質の現状と社会実装へ向けた取り組み』出版予定。

三宅恒方氏『食用及薬用昆虫に関する調査』と梅村甚太郎氏『昆虫本草』の現代語訳をKindle出版予定。

URL : https://entomo.jp/

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渡部 宏 ワタナベ ヒロシ

カマキリ先生、昆虫科学研究センターISRC代表・帝塚山大学非常勤講師

専門は行動生態学。「カマキリの適応的な行動戦略」で博士(農学)を取得。気象予報士の資格も有し、5年前に昆虫や気象に関する子供教室を開校。オンライン講座でも全国展開中。

テレビやラジオ出演、映画の撮影協力、雑誌の執筆等メディア演出にも多数協力中。

URL : http://kamakiri.sub.jp

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松井 欣也 マツイ キンヤ

カナブン先生、東大阪大学短期大学部 実践食物学科 教授

専門は給食管理、重症心身障害児(者)の栄養管理。研究テーマは未来食材としての昆虫食、災害時の栄養管理。

著書に『災害時こそ昆虫食』、共著論文『食用昆虫の味と香り』など。

URL : http://www.higashiosaka.ac.jp/about/teacher/matsuikinya/

プログラム

15:00

昆虫食学園開校のご挨拶

15:05

【カイコ先生】田中寛人 いなか伝承社 代表

◆授業テーマ「昆虫の多様性に重ね合わせる農山村の自然とその先」

◆概略:昆虫食の過去と現在、農山村の過去と現在を比べながら、これからの農山村の生き残り方を考えます。

15:20

【イモムシ先生】松井崇 ㈱昆虫食のentomo 代表取締役

◆授業テーマ「温故知新、日本の伝統的な昆虫食文化を学ぼう!」

◆概要:大正8年の三宅恒方氏『食用及薬用昆虫に関する調査』によると、全国で食用として55種類、薬用昆虫(漢方)として123種類もの昆虫が食べられていました。
本授業では、これらの日本の伝統的な昆虫食文化を紹介し、歴史から学ぶ今後の昆虫食の未来についてお話しします。

15:35

【Q&Aコーナー】カイコ先生とイモムシ先生に質問しよう!

15:45

【カマキリ先生】渡部 宏 昆虫科学研究センターISRC代表・帝塚山大学非常勤講師

◆授業テーマ「昆虫の多様性から考慮すべき昆虫食の未来」

◆概要:昆虫食の多様性に伴う環境リスクやSDGsとの関係性についてお話をさせていただきます。

16:00

【カナブン先生】松井 欣也 東大阪大学短期大学部 実践食物学科 教授

◆授業テーマ・概要:食用昆虫の栄養と食べる際の注意点、食用昆虫の未来について説明します。

16:15

【Q&Aコーナー】
カマキリ先生とカナブン先生に質問しよう!
また4人の先生に聞いてみたいことも募集!

16:30

【学級会(交流会)】
授業後に学級会と題して、参加者が主体となった交流会を実施します。参加者が主体となって、様々な議題や意見を募集します。

ZOOM設定は参加者のみの非公開設定ですので、安心してご参加くださいね。

出展レポート

セッションで話し合った未来像

食の未来、昆虫食が普及方法

セッションでの意見、論点

  • 昆虫食をどうやって普及するのか?
  • 嫌悪感の原因
  • 昆虫食は、代替タンパク質以上のプラスαの要素はあるのか?
  • 昆虫を食べる際のアレルギーや毒、残留農薬などの安全性
  • 昆虫食の需要が大きくなった時に、自然の中の昆虫を取りすぎたり、逆に養殖した昆虫が外に逃げた場合、生態系を崩すのかどうか

セッションで出たキーワード

嫌悪感、代替タンパク質、安全性、生態系

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