SCIENCE AGORA

2021年11月3日(水・祝)7日(日)

《プレアゴラ》10月10日(日)11日(月)

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No.04-A1311月4日(木)13:00~15:00

健康ビッグデータと最新科学がもたらす健康長寿社会

Healthy Aging Society with the health Big Data and the most advanced science

弘前大学COI研究推進機構 Hirosaki COI Research Initiatives Organization

企画概要

弘前大学は政府COI拠点として、約80企業/機関の強力な産学官民連携チームで「寿命革命」を旗印に健康長寿社会実現に取り組んできました。 最大の特長は16年間に及ぶコホート研究で蓄積され続けている超多項目健康ビッグデータの存在で、このビッグデータを基盤に健康づくりのイノベーション創出プラットフォームを構築し、疾患発症予測AIモデルの開発に取り組んでいます。 最終年度を迎えるCOIプロジェクトのこれまでの成果を総括すると共に、With/Postコロナ時代にも対応する新行動変容プログラム「QOL健診」を基軸とした新たな未来型ヘルスケアサービス(DX)戦略の有り様についてご紹介いたします。

登壇者プロフィール

村下 公一 Koichi MURASHITA

弘前大学健康未来イノベーションセンター(医学研究科附属) 副センター長・教授 /弘前大学COI副拠点長(戦略統括)

京都府立医科大学・客員教授 / 東京医科歯科大学・非常勤講師

青森県庁、ソニー、東大フェロー等を経て2014年より現職。弘前大学COI拠点では副拠点長(戦略統括)として産学連携マネジメントを総括。文科省他政府系委員等多数。専門:地域産業(イノベーション)政策、社会医学

プログラム

13:10

イントロダクション

13:12

セミナー

出展レポート

セッションで話し合った未来像

健康ビッグデータと最新科学がもたらす健康長寿社会

セッションでの意見、論点

  • 「人生100年時代」「超高齢化社会」の到来について、健康寿命や長寿の可能性といった現状やそれに付随する各種の課題(長寿と短命、寿命と健康寿命との格差の要因など)は何か?
  • 当拠点の蓄積する健康ビッグデータの特徴と解析(予測モデル、データ解析の体制、データ連携の体制及び現状)、マルチステークホルダーによる産学官民連携の体制、機能している要因、成果の実例など、当拠点の戦略的取組を紹介
  • After/Withコロナ下における「QOL健診」など各種戦略を加速し、成果をさらに強固なものにし、「健康革命」の実現、世界の健康づくり(SDGs)への貢献を推進していく
  • 「本人が意識せずとも自然に健康になる」仕組み作りが必要
  • 「健康診断リテラシー」を高めるには?→専門用語による説明だけでなくコンテンツを活用して結果説明を行う等、その場ですぐにわかりやすい健診(QOL健診)を体系化、健診自体に対する意識を変えていく取組の最中である

セッションで出たキーワード

健常人のビッグデータ、 日本一の短命県、地域の活性化、 バッグキャスティング、 包括的リアルワールドデータ、 デジタルツイン、ソーシャルキャピタル、 Well-being、 社会保障費の適正化、 データドリブン型、 アンダーワンルーフ、 QOL健診

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