SCIENCE AGORA

2021年11月3日(水・祝)7日(日)

《プレアゴラ》10月10日(日)11日(月)

f_icon
twitter_icon
jst_logo_icon

No.04-A1511月4日(木)15:00~17:00

「未来の共感」は"New Commons"から生まれる

 

NEC未来創造会議  

企画概要

img04-a15_00

NEC未来創造会議では、COVID-19で浮き彫りになった分断を乗り越えるためには「新しいコモンズ(共有財)」を通じて「未来の共感」を社会へと実装する必要があると考えています。自己/他者、公/私といった二項対立から脱するために、情報に加えて体験もネットワーク化する「エクスペリエンスネット」のプロトタイピングや、Z世代との学び合いなど、様々な社会実験に取り組んでいます。

サイエンスアゴラ2021では、東京女子学園との授業を通じて高校生が考えた未来社会のアイデアの具体化について、デザイナー、未来コンサルタント、NEC未来創造プロジェクトメンバーがダイアログをし、コモンズの創出を目指します。

 

登壇者プロフィール

img04-a15_01

加藤 なつみ 

株式会社コネル

1995年生まれ。修士課程終了後、クリエイティブカンパニー・Konelに参画。

感性工学を専門とし、人の感性(こころ)が喜ぶものづくりを志す。プロダクトからサービス、アート制作まで幅広く活動。感覚拡張による感性拡張、文化と美意識、自然、愛着、記憶がキーワード。 感性工学デザイナー/アシスタントプロデューサー/知財ハンター。

https://konel.jp

img04-a15_02

白井 優美 

三菱総合研究所サステナビリティ本部

東京大学大学院理学系研究科物理学専攻及び科学技術イノベーション政策の科学教育プログラム修了。 三菱総合研究所に入社後、脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギー分野の政策立案支援、民間企業向けコンサルティング業務に従事。50年後の未来社会を構想する「三菱総研50周年記念研究」プロジェクトに参加。

https://thinklink.mri.co.jp

img04-a15_03

東京女子学園の先生・生徒 

東京女子学園の教育理念は「人の中なる人となれ」。時代の変化に対応できる人間とは、どのような人物なのでしょうか。 この問いに対する答えは、答える人によってさまざまあると思います。 一人ひとり異なる答えを抱いているとしても、おそらく言えることは、ひとりで生きていくわけではなく、誰かと“どこかで”生きていくということだと思います。

https://www.tokyo-joshi.ac.jp/

img04-a15_04

NEC未来創造プロジェクト 

NEC未来創造会議とは、国内外の有識者が集い、今後の技術の発展を踏まえながら「実現すべき未来像」と「解決すべき課題」そして「その解決方法」を構想する活動です。 未来構想と並行して、東京女子学園さんとの次世代教育/多世代交流などの未来に向けた社会実験にも取り組んでいます。

https://future.nec

福田浩一
福田裕希
岡本克彦

出展レポート

セッションで話し合った未来像

東京女子学園の生徒(高校2年生)がNEC未来創造会議との全12回の授業を通じて考えた実現したい未来像の一つである「消費者が社会問題の解決に貢献できる社会」。

セッションでの意見、論点

  • 消費者が生活者・共創者(Co-creator)という視点を持ち、供給者の立場も意識しながらサプライチェーンに関与していく。
  • トレーサビリティを数値情報で表現するのではなく、体験価値の重さで表現する。
  • これからの許育の在り方。次世代に教育(教える)するのではなく、多世代が互いに学び合う。
  • マルチステークホルダーの対話を通じて多様な視点で未来を洞察できることの大切さ。

セッションで出たキーワード

エクスペリエンスネット、 プロセスの重さを体感するボール「TRACING Ball」、 学び合い、 アート思考、 微責任

関連企画

コロナで変わる新しい生活に関する企画一覧

06-A10 VRアバター事例からウィズコロナな生き方を考えよう

06-A13 対話、たりてますか? -コロナとこれから-

06-A17 コロナ禍に学ぶ!健康と運動に科学技術の知見を

07-A15 THE RULE online 〜つたえる!つたわる?テレワーク編〜

Y-03   想像力と創造力 ~オンラインで見えた? 今と未来~

Y-04   CoSTEPサイエンスカフェ札幌オンラインの記録

Y-13   カリコー・カタリン博士のmRNAワクチン開発研究

Y-14   Fast Dissemination of Scientific Results in the Era of COVID: Preprints with Provenance, Reproducibility, and Trustworthiness

page top