SCIENCE AGORA

2021年11月3日(水・祝)7日(日)

《プレアゴラ》10月10日(日)11日(月)

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No.04-A1711月4日(木)17:00~19:00

プログラミングでSDGs!

Programming for SDGs!

イエローピンプロジェクト Yellow Pin Project

企画概要

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「プログラミングでSDGs!」は、SDGsをテーマに問題意識を高めながら、プログラミングワークショップでICTを活用した社会問題の解決を体験できる新しい学びの場を提案しています。現在の活動は、目標14「海の豊かさを守ろう」に注力していますが、今後は他の16の目標に向けて活動を拡大していく予定です。来場者がよく知っているSDGsの目標や、もっと知りたいSDGsの目標について、一緒に議論できることを楽しみにしています。科学技術がさまざまな社会課題を解決できるということを、来場者と一緒に考えていきたいと思います。

In our "Programming for SDGs!", We propose new learning opportunities where participants can experience solving social problems using ICT at programming workshops while raising awareness of problems with the theme of SDGs. Our current activities are focused on Goal 14 “Life Under Water”, but we plan to expand our activities toward other 16 goals in the future. We look forward to discussing with them the SDGs goals that visitors are familiar with or the SDGs goals they want to know more about. I would like to think together with the visitors that science and technology can solve various social issues.

登壇者プロフィール

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町田 保 Machida Tamotsu

一般社団法人イエローピンプロジェクト ファウンダー

リトルスタジオインク株式会社代表取締役

東京大学工学系大学院卒業後、日本最初期のCG制作会社からスタートし、最先端のCG技術を用いた映像制作、展示物制作(GEO-COSMOS等)を行う。 2019年から、SDGsの学びとプログラミングワークショップを通じて、社会課題解決を体験していく、新しい学びの形、「プログラミングで海のSDGs!」を実施。

プログラム

17:00

オープニング:

本日の進行説明

講師紹介

17:05

プログラミングで海のSDGs活動紹介:

私たちは、「プログラミングでSDGs!」という、SGDsをテーマに問題意識を高めながら、プログラミングワークショップを通じて、子ども達がICTによる社会課題解決を体験していく、新しい学びの形を提案しています。

現在は、目標14「海の豊かさを守ろう」にフォーカスした、「プログラミングで海のSDGs!」という活動をしています。その概要を紹介します。

17:20

ミニプログラミングワークショップ:

「プログラミングで海のSDGs!」でおこなっているワークショップのエッセンスを実際に行います。

18:00

SDGsと科学技術の関わり:

世界は、持続可能な社会を目指して大きく動いています。そして、2030年に向けた「持続可能な開発目標(SDGs)」における社会課題解決のためには、科学技術を活用することが不可欠だとかんがえます。その事を、皆さんと共有しディスカッションしたいと思います。

18:30

オープンディスカッション:

この企画を通じて、こどもたちにとって身近なテーマ、知りたいテーマ、足りないテーマは何かを考え、対話したいです。来場者には、さまざまな社会課題が、サイエンスやテクノロジーで解決しうるというポジティブな気づきを得て欲しいと思います。皆さんとディスカッションすることで、私たちは、今後のワークショップ開発へのフィードバックを得たいと思います。

出展レポート

企画概要の補足

STEM(科学技術)のSDGsへの貢献問言うことでは、Society 5.0 for SDGsは、トップダウン/アウトサイド・インのアプローチで、バックキャスティングされたSDGsの課題を解決を目指しています。今回の企画を通して自分たちで気づいたことは、我々のような小さな活動は、ボトムアップ/インサイド・アウトな活動だと言うことです。プログラミンでSDGs!と言う活動は、子ども達が、自分たちの中にある、ワクワク感を、ポジティブなフォアキャスティングとして、SDGsのような課題解決につなげて行くことだと考えます。

セッションで話し合った未来像

  • プログラミング × SDGsという学びの場を、SDGs目標14の「海の豊かさを守ろう」から他のSDGsの目標で行うには、どんな課題が良いか?
  • Society 1.0 ~ Society 4.0に時代に、SDGsがあったとしたら、それはどんな目標だっただろうか?
  • ワークショップや出前授業を一過性な一時体験に終わらせず、持続的な学習につなげるには? 等

セッションでの意見、論点

  • プログラミングワークショップの参加者の主な関心は「プログラミング」なのか「SDGs」なのか
  • 参加者のSDGsに対する知識・意識レベルはどの程度なのか
  • 実施する地域によって意識の違いはあるのか(「海の豊かさをまもる」点については、海に面している地域と面していない地域で違いはあるのか)
  • 児童のレベル差へ配慮している点について
  • 「オンライン」と「対面」講座におけるメリット・デメリット
  • 他の環境問題を議題にしたプログラミングワークショップ内容
  • プログラミングを通して学ぶSDGs・環境問題はどれほど児童に届くのか
  • 学校におけるプログラミング授業の在り方(専門家が教えたあとの学校内でのフォロー、継続など)

セッションで出たキーワード

出前授業、次世代教育、地球環境問題、宇宙のごみ(デブリ)、Nintendo Switch

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