SCIENCE AGORA

2021年11月3日(水・祝)7日(日)

《プレアゴラ》10月10日(日)11日(月)

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No.05-A1911月5日(金)19:00~21:00

どうぶつたちの眠れない夜にスペシャル 実験動物編

 

どうぶつたちの眠れない夜に  

企画概要

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私たちは月に一度、動物福祉に焦点を置いた対話をZOOMを使って実施してきました。動物福祉に関する話題の中からテーマを決め、資料を作成し、当日は参加者との対話の中で議論を深めています。今回、馴染みがなくても誰もが恩恵を受けているはずの『動物実験』について取り上げます。動物実験が科学技術に貢献してきた歴史や現状、事前アンケートの結果を元にしながら対話を進めます。また、動物実験に関わる人々の心的負担についても伝え、共に考えていきます。科学技術と動物実験の未来について、思いや考えを共有する場なればと思います。そして、普段行っている私たちの対話の場にも興味をもっていただければ嬉しく思います。

 

登壇者プロフィール

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わたなべ ちえ 

大学では、動物行動学を専攻。アニマルセラピーや動物園動物の動物福祉など、人と動物の関わりに関心があり、広く学ぶ。動物福祉だけでなく、人側の福祉にも関心がある。社会人になってからは、会社員をしながら動物園での教育普及団体に所属。2021年2月にCoSTEPを修了。科学コミュニケーターとして、人と動物のかけはしになりたい。

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ゆっこ 

大学で動物行動学を専攻。在学中は動物福祉研究会に所属。酪農教育ファーム認定牧場や放牧養豚の現場で、生産者と消費者を繋ぐ活動に携わる。卒業後は養豚場勤務を経て、現在は食品会社勤務。

出展レポート

セッションで話し合った未来像

これからの動物実験どうする?

セッションでの意見、論点

  • 化粧品成分は安全性が確認されたものを組み合わせているので、代替実験が進んでいるとのことですが、化粧品でも新しい成分に関しては、動物実験が実施されているのですか?
  • 実験できる人だからといって、やさしくない、非道な人だなんてことはないんだろうな、と思いました。
  • 10年以上前ですが、入社時に動物愛護団体等から攻撃を受ける可能性がある為、仕事内容はあまり口外してはいけないと言われました。ですので現在、SNSで発信されてるのがとても新鮮です。
  • どのような形でどのような内容を情報公開をしていくのが良いのでしょうか。また一般の方はどのような情報公開を求めていると思われますか。
  • リホーミングが決まった元・実験動物の、トラウマや条件付けによる恐怖などを和らげるための専門知識をもったトレーナーのような職業が必要だと感じました。海外ではそのような職業が普通だったりしますか?
  • 大学院で動物実験をしていましたが、いま思えばまさにCFに陥っていました。東京の本駒込のお寺に「シロネズミの碑」という実験動物をとむらうお墓があり、論文を出した後に手をあわせにいきました。当時CFという言葉を知りませんでしたが、もし知っていればより適切な対処ができたかもしれないです。

セッションで出たキーワード

代替方法/代替技術 CF リホーミング 情報発信

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