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No.06-A1911月6日(土)19:00~21:00

フラーレンプロジェクト:多面体アパートからサイエンスのカタチ

Fullerenes Project: Shapes of Science from Polyhedral Apartment

LAL-LAL Inc.

企画概要

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カタチがテーマの企画です。数学はじめ科学の話題には、普段目にすることがない不思議なユニークなカタチがたくさんあります。実際にカタチを作ると新鮮で楽しく面白さを実感できます!

今回、化学で有名なフラーレン構造に注目します。5角形と6角形の面(3価の頂点)からなるとてもユニークなカタチで、理論上無数に存在します。幾何学のウィア・フェラン構造、新鉱物の千葉石、宇宙空間など...ひょっこり現れます。

ゲーム感覚で、化学計算ソフトを使ったフラーレンのカタチに挑戦します。また、幾何アートパズルRUPAを用いたフラーレンのカタチもご紹介します。

あなたがまだ知らない新しいカタチを一緒に探しませんか?

A “shape” is the theme of this workshop. Some shapes found in mathematics and science are not usually seen. Making such structures is fun and convey vivid feelings. This time, we will focus on fullerenes, famous structures in chemistry. They are infinite and very unique, consisting of pentagonal and hexagonal faces with trivalent vertices. Let's challenge making fullerenes by using a chemical software as if playing a game. We will also demonstrate how to make these shapes using a geometric art puzzle “RUPA”. Let's explore geometric beauty.

https://lal-lal.co.jp

登壇者プロフィール

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高橋 直樹 Takahashi Naoki

千葉県立中央博物館上席研究員。地質学・岩石学の専門家。

房総半島南部の嶺岡帯及びその周辺の新第三紀の地層を主な研究対象に、フィールドワーク並びに採集した資料の室内分析を両輪としながら、房総半島の大地の成り立ち、さらにダイナミックな地球の営みの謎に迫る。

講座・観察会・野外活動等人の輪を広げる教育普及活動、「石ころ博士入門」(全国農村教育協会/2015年/共著)、千葉石・房総石の発見にも関わる。

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有働 洋 Udo Hiroshi

LAL-LAL Inc.開発担当。理学博士(生物化学・神経科学)。

鹿児島大学・大阪大学・ロバートウッドジョンソン医科大学・コロンビア大学ハワードヒューズ医学研究所・九州大学で研究に従事。

2019年RUPAを共同開発以後、LAL-LAL Inc.にて製品開発ならびに科学監修を担う。

プログラム

 

イントロダクション
Introduction

 

あなたのフラーレンをカタチに
Make Your Own Fullerenes

 

千葉石の謎
Special Topic Chibaite

 

多面体アパート
Polyhedral Apartment

 

カタチのレシピ

※事前に、化学計算ソフト“Avogadro”を、お使いのコンピュータにダウンロードし、インストールしておいてください。

サイト(https://avogadro.cc/)にアクセスし、画面上の「Download」をクリックし、SOURCEFORGE経由でダウンロードできます。無料(英語版)です。

※当日参加される方は、是非、あなたのカタチを Zoomカメラでご紹介ください。

※弊社ウェブサイト(https://lal-lal.co.jp/)にて“幾何アートパズルRUPA”はじめ“多面体アパート”ならびに“フラーレンプロジェクト”の資料をご案内申し上げます。

出展レポート

企画概要の補足

スペシャルトピック:日本発世界初のカタチ 千葉石 の謎について対話を育みます。
スペシャルトーク:高橋 直樹 様(千葉県立中央博物館)、久保 貴志 様(徳島県子ども科学館)

セッションで話し合った未来像

身の回りのカタチから分野ならびに世代を超えて育むサイエンスの新しいカタチ。

セッションでの意見、論点

ユニークな幾何学的カタチ のフラーレン構造から、生物学の輸送膜クラスリン、岩石・鉱物学ならびに古生物学のタイムカプセル千葉石、さらに地球科学規模の炭素循環ならびに水素エネルギー資源としての活用といった新しいカタチまでつながるはじまるように、カタチを介して第一線でご活躍のご専門家を招いて分野を超えて対話を育んだ。

プロ・アマの垣根を超えた人の輪づくりならびに探求心が日本発世界初 千葉石 の発見につながっていることに焦点をあて、身の回りのいろんなカタチを探して広く楽しくサイエンスの対話を育む意義について問を投げかけた。

セッションで出たキーワード

カタチ・幾何学・フラーレン・リングスパイラル・グラフ理論・千葉石・鉱物・岩石学・結晶学・仮晶・分子構造・シロウリガイ・古生物学・地球科学・メタンハイドレード・水素エネルギー・博物館・サークル・研究者・文化材保護

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