No.06-B1911月6日(土)19:00~21:00
本企画では、オンラインコミュニティ理系とーくラボでの交流や各々の仕事・生活での体験談を元に、「科学」を様々な視点から考えていきます。科学は様々な形で、私たちの職や日常、生活に関わっています。そして、科学への関わり方は、人によって十人十色に異なるものです。そこで本企画では、様々な立場から科学に関わっている理系とーくラボメンバーや参加者の方々の話を起点に、「科学」の多様な側面を探っていきます。対話の中から自分にはなかった科学の ”色” を見つけ出し、自分自身にとっての「科学」に少し加えてみる。そんな対話の時間を一緒に楽しみませんか?
In this program, we will consider “science” from different standpoints based on our interactions in the RIKEI-talk Lab. and personal experiences at work and in life. Science is interwoven deeply with our daily lives. How to use and enjoy it depends on individuals. In the session, the members of RIKEI-talk Lab. will share their stories and explore various aspects of science with the participants. Let’s find out a new way to enjoy science for you together. Come join our discussion!
1991年生まれ。三重県出身。2017年、大学院在籍中に「理系とーく」を立ち上げる。2019年、名古屋大学大学院創薬科学研究科博士後期課程修了(博士号取得)。専門は有機合成化学。理系とーくラボ代表。
京都大学工学研究科修士課程を修了後、国立研究開発法人水産研究・教育機構にて事務職として勤務。仕事の傍ら、自身で研究活動を行っている。人の活動や社会全般に興味を持ち、文化進化や教育の領域からのアプローチを模索している。また、教育や科学の振興に関する活動にも関わっている。
今年3月に大学院を修了し、4月から私立大学薬学部の遺伝子工学系研究室の助手として勤務している。博士(医学)。分子生物学、皮膚科学、薬剤学領域で研究活動をしている。中高生の科学教育や研究者のジェンダー問題に関心があり、積極的にラボ外での情報収集に取り組んでいる。学生時代から週に一度、地域の子供達に英語を教えるボランティアを続けている。
UNIBA INC.勤務 MURAHO CAZ の名義でフリーカメラマンとしても活動している。近頃は撮影活動の頻度を減らしソフトウェア品質向上に必要な取り組みについての学習や、量子力学や脳科学についての学習に取り組んでいる。人間の欲求と現実の関係に関心があり、トランスヒューマニズムの発展に貢献したいと考えている。
九州大学工学部応用化学コース分子部門に学部3年生として所属している。応用化学に加えて老化学、免疫学、分子生物学になど興味があり、学習に取り組んでいる。将来は研究を通して社会に貢献したいと考えている。理系とーくラボでは、ニックネームとして「Holly」という名前を使用している。
19:00 | オープニング |
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19:05 |
理系とーくラボの活動紹介 |
19:20 |
スピーカー自己紹介 |
19:30 |
パネルディスカッション |
20:20 |
クロージング |
科学について語るとき、科学的知識や科学技術に焦点があてられることが多い。しかし科学には、科学に向き合う際の動機や科学に関する行為そのもののような、「営みとしての科学」とも呼ぶべき側面が付随している。この側面は文化的なものであり、科学と私たちの生活の関係性を問う上で欠かすことができない側面であるとも言える。そこで、本セッションでは、『日常における科学の姿から「営みとしての科学」を問い直す』ことを目標として掲げた。
営みとしての科学に焦点を当てて議論を展開する際、日々の生活の中の科学について自覚すること、そしてそれについて見つめなおす姿勢である。そのため登壇者として、科学への興味を共通項としたオンラインコミュニティのメンバーという、少なくともオンラインコミュニティという形で科学が日常に組み込まれている人達を選定し、その人達の体験談を起点に話を展開していこうとした。さらに、この議論に必要なのは特別な専門性や肩書を持った人によるポジショントークではなく、多くの種類の日常から科学を語ることであるため、職業研究者に限らない多様な属性の方々をスピーカーとして選定した。企画内でチャットでの参加者も「スピーカー」として扱ったのも、同様の意図からである。
テーマの副題を「十人十色な科学への向き合い方」としたのは、個人によって異なる日常生活の中に在る科学の姿は必然的に十人十色と呼ぶべき多様さがあるからである。加えて、対話において他の人の意見や反応を受けて対話者の中で内的な統合や変容が起こっていく姿は、さながら”混色”である。これらのイメージ・比喩の意図を込めて、今回のセッションの副題を設定した。
・「営みとしての科学」とはどういったものか
・科学の文化的側面にはどのようなものがあるか
科学、日常、直感・感覚、科学的論理・科学的経験の内面化、コミュニケーション、想像力。客観的、言語化、衝突と説明不足、バイアスと行動、嗜好品、バランス、豊かさ、精神
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