SCIENCE AGORA

2021年11月3日(水・祝)7日(日)

《プレアゴラ》10月10日(日)11日(月)

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No.07-E1311月7日(日)13:00~15:00

包括的な災害リスクのプロアクティブアラートに基づく
インクルーシブ防災の実現

Inclusive Disaster Risk Reduction Through Developing an Innovative Alert System Aligned with Comprehensive Risk Assessment at the Local Level

東北大学 災害科学国際研究所
Tohoku University, International Research Institute of Disaster Science (IRIDeS)

企画概要

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SOLVE for SDGsプロジェクトにおいて、誰ひとり取り残さない防災の実現に向けて、世帯別防災の取組みを実施しているところである。本企画では、プロジェクトの実施状況・成果を実施者や参加自治会から報告する。

In the SOLVE for SDGs project, we are implementing disaster prevention efforts by household to realize disaster prevention that leaves no one behind. In this project, the implementation status and results of the project will be reported by the implementers and participating residents' associations.

登壇者プロフィール

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小野 裕一 Ono Yuichi

東北大学災害科学国際研究所教授, 同研究所・災害統計グローバルセンター長,一般財団法人世界防災フォーラム代表理事

米国で竜巻災害の研究を経て国連で国際防災戦略の策定に携わっていたが、東日本大震災を契機に帰国して現職。国際防災の視点から東北の被災地の復興にどのように貢献できるかを模索する中で世界防災フォーラムを定期開催することを提案し実現。

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橋本 尚志 Hashimoto Hisashi

富士通総研行政情報化グループ・グループ長

中央官庁や自治体、大学等を中心に、デジタル技術で社会をより良くするためのコンサルティングや提言をおこなっている。防災分野では、防災士を取得。防災科学とデジタル技術を融合して、ひとりひとりが安心して暮らせるまちづくりを目指している。

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坂本 壮 Sakamoto Masashi

東北大学災害科学国際研究所共同研究員、一般財団法人世界防災フォーラム副事務局長

2020年より東北大学災害科学国際研究所へ出向中。2016年に出向元であるパシフィックコンサルタンツ(株)に入社し、防災・危機管理業務に携わる。SOLVE for SDGsプロジェクトにおいては、地域別・世帯別リスクアセスメント手法の開発に従事。産官学民一体で防災の主流化に向けた貢献を目指す。

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柳谷 理紗 Yanagiya Risa

片平地区まちづくり会

建築を学んでいた学生時代に仙台市青葉区大手町の都市計画道路跡地を活用したコミュニティを育む畑「まちなか農園」に関わったことをきっかけに住民となり、現在は町内会の役員として地域をバックアップしている。片平丁小学校区内の住民組織を中心とした「片平地区まちづくり会」において、事務局を務める。本業は仙台市職員。

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吉野 賢 Yoshino Ken

一般財団法人世界防災フォーラム事務局長、株式会社システムアルテマネージャー、日本ファンドレイジング協会認定・準ファンドレイザー

富士通(株)に入社し官公庁の情報システムの営業に携わる。同社は社会貢献の一環で、世界防災フォーラム開催や財団設立の支援を実施。「災害で苦しむ人をなくす」という財団の理念に共感、早期退職し、企業人の経験を活かし財団経営とIT企業社員の二足の草鞋を履いて活動中。

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鈴木 さち Suzuki Sachi

一般財団法人世界防災フォーラム理事, ユネスコジャカルタ事務所日本信託基金コーディネーター

東北大学在籍時に東日本大震災を経験し、災害復興に関する研究に取り組む。現在はユネスコ ジャカルタ事務所で防災を含む自然科学分野の事業に携わっている。U-INSPIRE、第3回国連防災世界会議Children & Youth Forumなど若い世代が継続的に防災に取り組むことができる社会を目指している。

プログラム

13:00

オープニング

13:10

パネリスト講演

13:30

パネルディスカッション

14:20

クロージング

出展レポート

セッションで話し合った未来像

誰ひとり取り残さない防災の実現

セッションでの意見、論点

  • 現在開発中のピンポイントアラートを社会実装するためには、開発と現場の両輪で取り組みを進め、ニーズに合わせたアプリケーションとしていく必要がある。
  • 要配慮者の⽀援に際し、単に若者の参画を促すだけでなく、より円滑な体制を構築するべく、⽀援者と要配慮者の間に⾃治会・町内会といった地域コミュニティを介在させることが肝要である。
  • 通学中の発災等、様々な場⾯を想定・イメージすることが重要であり、今後のアプリ開発に際して、多様な活⽤場⾯を設定していくことが求められる。

セッションで出たキーワード

災害リスク、情報、要配慮者、個⼈情報、地域防災

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