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2021年11月3日(水・祝)7日(日)

《プレアゴラ》10月10日(日)11日(月)

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No.07-E1711月7日(日)17:00~19:00

敷きつめて発見しよう! 組み合わせから生まれる多様性

Discover through tessellation! Diversity emerged from combinations.

日本テセレーションデザイン協会 Japan Tessellation Design Association

企画概要

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図形を敷きつめるだけなのに、並べる人により様々な模様が現れるT3パズル。正三角形でできた一種類のピースをたくさん並べます。 このパズルをウェブアプリで利用して、模様の多様性の広がりを体験しましょう。また身の回りの類似事象やその関連について議論して一緒に深めましょう。

Tiling T3 puzzle on a plane, variety of patterns appears depending on who lays them out, Each puzzle consists of many pieces of a single type made of equilateral triangles. You can use this puzzle as a web app to experience the diversity of patterns. Let's also discuss and deepen our understanding of the similarities and connections in the world around us.

登壇者プロフィール

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荒木 義明 Araki Yoshiaki

日本テセレーションデザイン協会 会長

1973年生まれ。 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。 博士(政策・メディア)。 専門は敷きつめ(テセレーション)の数理。パズルを使ったワークショップでの教育活動を主に行う。 2003年~2006年東京大学数理学研究科客員助教授。 T3パズルは表裏で柄の異なる正三角形の単一ピースをたくさん敷きつめて模様を描くパズルです。

プログラム

17:00

敷きつめ模様(テセレーション)について紹介

17:20

T3パズルwebアプリのチュートリアル

17:40

自由創作タイム

18:00

鑑賞・講評タイム

18:20

ディスカッションタイム

出展レポート

セッションで話し合った未来像

予測が不可能な世界にどういきていくか→学習指導要領でも言及、数学のよさ、美しさが大切になった→手元から敷きつめ並べることによる発見的な美しさ子どものみならず、大人にも大切。高齢者も楽しめる

セッションでの意見、論点

▼創作タイム20分で出来上がった作品

下記アドレスにて動画にして紹介しています
https://twitter.com/alytile/status/1457305166533697540

三角形のピースだけを工夫してならべてクリスマスツリーやパンダなどタイムリーな生活(LIFE)に密着した題材を描いたり、自然と現れたパターンを「今日の心模様」のようだとタイトルをつけたりと様々な作品ができました。
作者の心象風景がのぞけるような素敵な作品でした。

▼チャットログより

■三角形のピースから大きな三角形をつくるチュートリアルにて
4枚、9枚、16枚、25枚でつぎつぎに三角形ができる実演をみて
→ エンドレスですね~

■ツートンカラーのピースの色をネガポジ反転するチュートリアルにて
ピースを裏返す操作をアプリではすべてのピースで一括して実行できます
→ 濃い色に注目するか白い色に注目するかで見え方が全然違って面白いですね

■三角形ピースをならべてできる様々な作例を紹介
→ 最初、寄木細工のような模様しかできないのかと思っていましたが、とんでもない、無限ですね!

■78ピースの三角形からできる模様の数を紹介
2ピースだけで36模様ができるため、10000模様よりも多いと答える人がおおかった
答えは4*10^60模様(4那由多)
→ たくさんってことですね

■クリスマスにちなんだ模様を紹介
→ 頭の体操によいですね♪手先も使えますし。自分へのクリスマスプレゼントにしたいです

■ウェブアプリの感想
→ 親子で参加させていただきました。娘はアプリにすっかり夢中になっています。いろいろ発見があり、興味深かったです。

セッションで出たキーワード

対称性、形ができる気持ち良さ、数学、アートの意味、意義、無限、エンドレス、発見

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