About
「社会課題起点で新たな価値を創造するために必要な
発想力とリーダーシップを身につけるプログラムを提供します」
少子高齢化や地球温暖化、そして国内市場の縮小。いま、課題先進国日本において、これまでの顧客や市場の前提にとらわれない、イノベーションの実現が求められています。そのためには、社会課題やニーズを起点とした発想力と、それを具体的に形にしていく構想力や実現力、そして、それを支える起業家精神(アントレプレナーシップ)を兼ね備えたイノベーターの育成が不可欠です。このようなニーズに応えるために、このたび、日本能率協会は、社会の様々なフィールドで新しい価値を創造する起業型リーダーを育成し、社会のイノベーションに貢献してきたNPO法人ETIC.と連携して、次世代イノベーター育成プログラムを提供する「KAIKAイノベーションラボ」を立ち上げます。提供するのは、社会課題の解決に取り組むアントレプレナーとのディスカッションやセミナー、また社会課題の発見・解決をねらいとするフィールドワーク。それらのプログラムによって、発想力と構想力、実現力を身につけるとともに、「自分は何を成し遂げたいのか?」という、リーダーとしての志を問い直します。
企画協力団体

1993年、学生起業家の全国ネットワーク組織として活動開始。一貫して自ら社会に働きかけ、価値を生み出していく起業家型リーダーの育成に取り組む。97年よりITスタートアップやソーシャルビジネスの「起業家の右腕インターンシップ」を事業化。18年で2800人の学生が参加、154名の起業家を輩出。2001年には社会起業家育成・支援をスタートし、日本初の社会起業のビジネスプランコンテスト「STYLE」や「社会起業塾イニシアティブ」(2002年~、NEC、花王、NTTドコモ、電通等が協賛)ほか、内閣府、東京都の委託による様々なプログラムを手がけ、400名以上の起業家を育成・支援。 その活動は全国に広がっており、若者の挑戦機会を創り出すエコシステム作りを支援する「チャレンジコミュニティ創成プロジェク ト」(2004年~、経済産業省委託)や、地方創生の先進11自治体が連携した「ローカルベンチャー推進協議会」(2016年~)の事務局を務める。また、こうした事業を通して培われたネットワークや知見を活かし、企業と連携した社会価値創造志向の人材育成やオープン・イノベーション推進にも取り組んでいる。
JMAでは、企業が新たな価値を生み出し、持続的成長を実現するための経営の考え方として「KAIKA(開花・開化)」を提唱しています。 個人の成長、組織の活性化、組織の社会性を同時実現することにより、個人と組織の能力が「KAIKA」し、価値が生み出されるという考えです。社会が成熟する一方で、変化が激しく、不確実性が高まり、先行きが見通しにくくなっている中で、企業や組織が変化に対応していくためには、社会への感度を高め、社会における自組織の存在価値を、組織の一人ひとりが考え、行動することが不可欠です。社会を起点として考え、組織の壁を超えて協働することによって、新しいアイデアの種がもたらされるのです。KAIKAイノベーションラボでは、地域と企業が協働することを通じて、個人と組織の「KAIKA」を支援します。
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