SCIENCE AGORA

INNOVATION BY DESIGN--科学とデザイン
Fb-653

KYOTO Design Labが実施しきてきた建築・デザインを軸に社会改革を目指した活動について、はじめに小野芳朗ラボラトリー長から基本的なコンセプトと全体像を紹介します。つづいてインクルーシブ・デザインが専門のジュリア・カセム特任教授、英国王立芸術学院(RCA)から招聘中の研究者マルセル・ヘルマー氏、近代建築を専門とする三宅拓也助教から、海外トップ大学からのユニット誘致による「医・食・くらし」に関する異分野連携の具体的な取り組みを紹介します。その上で、登壇者とセッション参加者との意見交換をおこない、D-labのこれまでの活動と今後の展開について、セッション参加者との連携やネットワーク構築を見据えた取り組みにつながる議論をおこない、発信していきます。

企画提供者 京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab
開催日 11/5(土)13:00-14:30
会場 F会場(東京国際交流館)3階 国際交流会議場
形式 シンポジウム
URL http://www.d-lab.kit.ac.jp
備考 同時通訳あり

開催報告

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登壇者の紹介

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

小野 芳朗(KYOTO Design Lab ラボラトリー長、副学長)
1980年京都大学工学部衛生工学科卒業。1982年京都大学大学院工学研究科衛生工学専攻修士課程修了。1993年京都大学より学位(博士(工学))授与。1982年京都大学工学部助手。1994年同講師。1996年岡山大学環境理工学部助教授。2002年岡山大学大学院環境学研究科教授。2008年京都工芸繊維大学建築学部門教授。2014年同大学KYOTO Design Labラボ長。2015年同大学副学長。

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

ジュリア・カセム(KYOTO Design Lab 特任教授)
Photo by Petr Krejci
マンチェスター・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン、東京藝術大学にて美術を学ぶ。また、ニューキャッスル大学文化遺産学国際センターにて哲学修士号を取得。 ジャパンタイムズ紙のアートコラムニストを経て、2000 年から 2014 年まで、英国王立芸術学院「Helen Hamlyn Centre for Design」にて影響力のある「Challenge Workshops」プログラムを実施。 2010 年には、「デザインウィーク」が実施する「デザインの世界に最も影響を与えた 50 人」に選ばれる。2014 年より京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab. 特任教授。

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

マルセル・ヘルマー(英国王立芸術学院[RCA])
ドイツ生まれのインタラクション・デザイナー、エンジニア。機械の社会的地位、テクノロジーと人間の関係に焦点を当てて活動。デザインと科学を架橋する領域で活動し、世界的な研究所で幅広く科学研究をおこないながら、著名アーティストやデザイナーが企画する展覧会やインスタレーションに対して、技術コラボレーターかつアドバイザーとして参加している。英国王立芸術学院[英国]ではデザイン・インタラクションで修士号、ブレーメン芸術大学[ドイツ]でデジタル・メディアの学士号を取得。

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

スシ・スズキ(KYOTO Design Lab 特任准教授)
京都に生まれ。アメリカに15年以上、ヨーロッパに5年以上居住。スタンフォード大学機械工学修士号、ライス大学機械工学士号およびスタジオアーツ文学士号を有する。 現在は、京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab特任准教授として、スタンフォード大学やIDEOが掲げるイノベーション方法論である「デザインシンキング」をベースにした様々なプロジェクトを企画実施し、自らも教鞭をとる。スタンフォード大学 ME310 ではディレクターを務めた。

アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく? ~AIと共生する人間とテクノロジーのゆくえ」

三宅 拓也(京都工芸繊維大学 助教)
1983年大阪生まれ。2006年京都工芸繊維大学工芸学部造形工学科卒業、2011年東京都歴史文化財団東京都現代美術館専門調査員、2012年度全日本博物館学会奨励賞受賞、2013年 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。現在、京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科助教。

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