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最終更新日 2012/01/10
Ma-20 サムネイル
Ma-20 実演・工作
富士山頂実験室
主催
富士山頂実験室
共催等
【連携】NPO法人富士山測候所を活用する会 【協力】日本気象協会 【協力】横浜国立大学人間教育科学部気象学研究室
富士山頂上で気象の実験を行いインターネットでライブ中継放送する。これまで誰も行ったことがない。この準備から実施に至る苦労話と結果を、富士山の持つ美しさと厳しさを含めて紹介したい。
ひとこと感想
素晴らしいものでした。それは、「震災からの再生」ということを、本気に、気づかせてくれたからです。私たち気象実験クラブの2012年度の活動の大きな方向を示していただけたことに感謝です。(佐藤 元 さん)
実施報告など
http://www.yoho.jp/member/interfrex/fuji3776.htm
http://www.yoho.jp/member/interfrex/fuji2011sciagora.htm
記録音声・映像
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会場配布チラシ
チラシ(PDF、212KB)
日時
11/20(日)10:00-17:00
会場
日本科学未来館 1階
内容
★ 文明が発達してきて、なんでも便利、なんでもある世の中になってきた。 なんでも目の前にあるものは、「当たり前」、「当然」の如くにある。 多くの子供たちはその当然である状態をそのまま享受している。 実はその状況を「当たり前」にするためには、多くの人たちの作業・ 努力・失敗、それらの積み重ねがあって、今の姿になっている。 このことを富士山という場を借りて訴えたい。そして、理解してもらい たい。今の世に、この点の意識が足りなくなってきているのではないか、 そう思うのです。想定できないような、災難、困難に遭遇したとき、 自ら生き抜いていく力をつけるためには、どうすればよいか。それは、 個々人の問題であり、更には個々人から構成される国の問題でもある。 実験を富士山で行う。言うは易く、行うは難し。本当に山に登れます か? 困難に向かうそのチャレンジ精神を買いましょう。実験する前 に、体を鍛えましょう。実験の場に立つには準備が必要ですね。 準備なしで、結果だけ求めたい。それでは、地上で実験を行えばいい ではないか。しかし、山頂で同じ結果が出る、とだれが保証するのだ ろうか。自分で確かめてみよう。 「サイエンス」とは「再現す」ること。「サイゲンス」なのです。 条件が異なっても同じ結果となるのか、違う結果となるのか、その検討 から、物というものに固有の性質の本質に迫っていく。 「富士山頂実験室」は、こんなことを思想的底流としています。

★ 企画の枠組みは、 「富士山頂上あるいは中腹などで気象の実験を行いインターネットで ライブ中継放送する。この実験&生中継実施と同時に地上では出前講 座を開催する。山頂と地上とを通信回線で結び、リアルタイムで音声 と画像を相互に送受信する」、です。 枠にいれるコンテンツは、 「山頂と地上で同時に同じ実験を行い、現象の相違をリアルタイムで 比較する。Q&Aもリアルタイムで行う」です。 宇宙船の宇宙飛行士が、地上の子供たちと画像と音声で会話するのと 似ています。 この企画は、多くの困難な問題を抱えつつも、2011年8月に2回 実施したが、おそらくこれまで誰も行ったことがないであろう。この 準備から実施に至る苦労話と結果を、富士山の持つ美しさと厳しさを 含めて紹介したい。

★ 「富士山で行う実験と生中継~同時的に地上で出前講座開催」と言う企画 に関心ある団体・組織・学校関係者には、ぜひともご来場いただき、ご意 見やアドバイス、注文をお願いしたい。あるいは、いろんな局面でコラボ レーション出来ないものか、検討していただきたい。 詳細等こちらに内容を掲載予定です http://www.yoho.jp/member/interfrex/fuji3776.htm

★ 何故「富士山」か? 前述したが、「想定できないような、災難、困難に遭遇」は実際に起 こったら大変である。しかし、そのフィールドトレーニングの場として、 富士山は好適地である。なんといっても近い。宇宙まで出なくてもいい。 ほんの数キロメーター地上から登るだけです。 そこには、もともとなんにも無いのです。 「空気」も、「飲む水」も、「食糧」も、「住む家」も、「電気」も。 南極や広大な砂漠にも似た、ある意味では「極地」と言っても過言で はない。そんな場所に出かけて行き実験する。さまざまな困難が待ち 構えている。当たり前ではない、「非日常」の世界がそこにある。 そして、地上とは異なる物理的条件が、自然に備わっている。これを 利用しない手はない。 
主な登壇者など
日本気象予報士会 気象実験クラブ 代表 佐藤 元 
参考URL
http://www.yoho.jp/member/interfrex/fuji3776.htm 
事前申込
なし(自由に参加できます)
備考
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