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最終更新日 2011/12/20
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Mb-03 ワークショップ・サイエンスカフェ 事前申込
世界を救う?救わない? 新しい生き物を創るということ
主催
日本科学未来館
共催等
協力:「細胞を創る」研究会
新しい生き物を創ったら、どんな世界になるだろう? 想像力を働かせ、疑問やアイデア出し合い、私たちの未来社会を評価しよう!
ひとこと感想
8才から82才の方まで、研究者から主婦まで、科学をテーマに活気ある交流の場ができて良かったです。(橋本 裕子 さん)
実施報告など
http://www.miraikan.jst.go.jp/event/report/111119176695.html
記録音声・映像
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会場配布チラシ
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日時
11/19(土)12:45-14:45
会場
日本科学未来館 7階 会議室1
内容
放射性物質を食べて掃除する微生物、お肉に勝る栄養満点のトロピカルフルーツ、暗い部屋でオシャレに光って気分次第で変形する植物、飲むだけでイケメンになる変身ドリンク。もしも思い通りに新しい生き物をつくったり、自分をつくり変えたりできれば、あなたはモテモテで、お金持ちで、ハッピーな人生を送ること間違いなし! …って本当でしょうか?「そんな都合の良い生き物を人の手で作り出すなんて生命の冒とく!」「みんながイケメン変身ドリンクを飲んだら、イケメンはモテなくなっちゃうかも?」。よーく考えてみると、こんな疑問や不満があとから出てきそう。 今、「細胞を創る」研究が急速に進んでいます。その先にあるのは「新しい生物を創る」こと。まだずっとずっと先の話ですが、みんなで想像(妄想)をふくらませ、新しい生き物をつくることを、思いっきり真面目に考え、議論し、そしてこの技術の社会にもたらす影響を評価※するワークショップを企画しました。ぜひご参加ください。

■ワークショップの内容■
1.研究者が‘世界を救う新しい生物’を3種類紹介
2.参加者は5,6人でグループをつくり、生き物を一つ選んでその生き物が「世界を救う理由」と「救わない理由」を話し合って発表
3.各グループに研究者が加わり、改善策を一緒に考えて再発表
4.各改善策を総括し、最後にその生き物を創る試みは良いと思うか悪いと思うか参加者全体で評価する。
‘世界を救う新しい生物’について最も妄想たくましく熱く語ったグループには「ベストオブ妄想賞」を、最も論理的に評価したグループには「テク汗(テクノロジーアセスメントの略)」賞を授与します!

※「細胞を創る」研究と技術の社会的影響評価 「細胞を創る」研究とは、生命の最小単位、細胞を人工的につくり出す研究。細胞を構成する細胞膜、細胞がもつタンパク質合成能力や自己複製能力、そして細胞に保存された遺伝情報などを人工的に再現し、本当に生きている細胞=生命を創りだすことを目指している。部分的な技術はすでに成功していて、それらを組み合わせれば、近い将来、「人工細胞」が生まれる可能性がある。また、この 研究の過程で、生物の進化の謎を解くヒントも得られるかもしれない。ただし、このような新しい研究や技術が社会にどのような影響を与えるかを事前評価すること(テクノロジーアセスメント)も重要であり、今年の3月に東京大学の森氏と吉澤氏によって報告書が取りまとめられた。

-ゲスト-
吉澤剛(東京大学大学院公共政策) 森祐介(文部科学省研究振興局ライフサイエンス課)
-企画人-
橋本裕子(日本科学未来館) 瀧ノ上正浩(東京工業大学) 木賀大介(東京工業大学) 岩崎秀雄(早稲田大学) 
主な登壇者など
吉澤剛(東京大学大学院公共政策) 森祐介(文部科学省研究振興局ライフサイエンス課) 岩崎秀雄(早稲田大学) 木賀大介(東京工業大学) 瀧ノ上正浩(東京工業大学) 橋本裕子(日本科学未来館) 
参考URL
http://www.miraikan.jst.go.jp/event/110923156562.html
事前申込
一部あり(当日枠もあります)
備考
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