CCS (Crazy Clever Science) とは、正気とは思えないことを，賢く・安全に・楽しくやってみせる科学のことです。今回は怖い実験をとおして「エネルギーは使い方を間違えるとの無駄になってしまう」ことを学び、そこから「省エネ」について考えます。圧巻は、頭上で水素爆鳴気を爆発させる「エンゼル・リング」という実験です。 (１)モンキーの逆立ち： １６世紀にヨーロッパで流行した数学の遊びをマジックにしました。オープニングとして、グループの紹介もおこないます。 (２)エタノール・ロケット： ペットボトル内にエタノールを噴霧し、穴の開いたキャップをして、そこから点火してペットボトル・ロケットを発射させます。キャップは、穴が１個開いているもの、２個のもの、４個のものがありますが、どれが一番飛ぶのかを調べ、そこから「エネルギーの無駄づかい」と「省エネ」について考えます。 (３)ふわーとハート： ハート形をした金属線がゆっくりと回転する科学を紹介します。一見「永久機関ではないか」と思うほど不思議な回転です。 (４)ロケットの推進力としての水素爆鳴気： 水素爆鳴気をシャボン玉に閉じ込め、ペットボトルの底部分をかぶせて爆発させ、その威力を見ます。 (５)エンゼル・リング： 水素爆鳴気をシャボン玉に閉じ込め、頭上で爆発させる実験です。エネルギーが空間に逃げることで、火傷も怪我もしません。そこから、エネルギーは使い方を間違えると無駄になってしまうことを学びます。 (６)ウサギのみみ： 逆さ文字と鏡文字を読みながら、コンピュータと人の頭脳について考えます。エンディングです。