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最終更新日 2011/12/20
Mb-72 サムネイル
Mb-72 シンポジウム・トークセッション 事前申込
オミックス基盤研究領域:「わきが」もわかるSmartAmp法
主催
独立行政法人理化学研究所
共催等
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SmartAmp法は1滴の血液から30分程度の短時間で、DNA抽出やPCRなしでSNP検出を迅速に行なうことができる。腋臭(わきが)症診断など身近な問題にも応用できることを解説します。
実施報告など
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記録音声・映像
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会場配布チラシ
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日時
11/20(日)11:00-12:00
会場
日本科学未来館 1階 プレゼンテーションブース
内容
原始時代、人間の腋臭 (わきが) は、異性を引き付けたり、縄張りを主張したりするためのフェロモンとして機能していたと考えられています。欧米社会では腋臭を持つ人が多く、ごく一般的であるため、腋臭症であることを気にする人は少ないようです。一方、日本社会では腋臭を嫌う傾向があります。これは、日本人で腋臭を持つ人が少数派である事も関係しています。この違いは、ある遺伝子の 一塩基多型(SNP)の頻度が人種間で大きく異なることに関連しています。 理化学研究所・石川上級研究員たちは世界に先駆けてABCC11遺伝子を発見し、その機能解明を行なってきました。その結果、この遺伝子にあるSNPが、耳垢の湿潤型・乾燥型を決定付けるだけでなく、腋臭症にも関係していることを突き止めました。さらにこのSNPを迅速に検出する新規手法、SmartAmp法を開発し、その臨床研究への応用を推進しています。この方法により、腋臭症診断を遺伝子型に基づいて客観的に行うことが可能になります。 
主な登壇者など
理化学研究所 オミックス基盤研究領域 石川智久上級研究員 
参考URL
http://www.riken.jp/r-world/event/2011/agora/index.html(10月7日アップ予定) 
事前申込
一部あり(当日枠もあります)
備考
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