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最終更新日 2011/12/20
Pa-05 サムネイル
Pa-05 実演・工作
波のちから
主催
東京電機大学理工学部物理学教室
共催等
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波は、私たちの身の回りで、様々な現象を引き起こします。身近な波である音や光の性質を利用したゲーム、人の錯覚を体験するベンハムコマの作成、さらに水槽の中で津波を起こし、その伝わり方を体験します。
ひとこと感想
会場が分散しすぎていたのに加え、総合案内所や各展示場の案内所で、屋外展示への案内が十分なされていない。(小田垣孝 さん)
実施報告など
http://phys.ru.dendai.ac.jp/~odagaki/TDU-SciAgora2011.pdf
記録音声・映像
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会場配布チラシ
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日時
11/20(日)10:00-17:00
会場
周辺屋外(雨天時屋内開催)
内容
物理の原理を使った面白い体験してもらいます。今年のテーマは『波』です。

(1)音の回廊
波は四方八方に広がってしまうので遠くまで通常は届きませんが、うまく集めることができれば小さな音でも遠くまで届きます。これを利用したのがアンテナです。 手を広げたくらいの大きさの巨大パラボラアンテナを20メートル離して2基設置します。2人(一人の人はスタッフが相手)がそれぞれのアンテナの前に立ち、小さな声で打ち合わせをします。振り向いて打ち合わせた色のサインを高く上げます。色が合えば合格です。

(2)光の魔法
光も波なので振動しながら進みます。その『振動方向』は上下であったり、左右であったりとばらばらです。このときの振動の向きを『偏光』と呼びます。この偏光方向を知るには、偏光板という「ある方向に振動する光しか通さない」という性質をもった素子を使います。また、透明な物質にその光を反射させたりという方法もあります。これは振動方向によっては、反射しないで光が全部吸収されてしまう角度があるため、その性質を利用するのです。これをブリュースター角と言います。 さて、3つボックスがあり、その中に何かの絵が描かれています。適当な回転させた偏光板を通してみる、絵が判読できます。三つとも判読できれば合格です。

(3)色の不思議(ベンハムのコマ)
面白いコマを工作してもらいます。模様は白黒の奇妙なパターンなのですが、回転させると薄く色が浮き出てきます。これは目の錯覚と言われていますが、はたして…?自分の目で確認してみてください。色が見えれば合格です。 作ったコマはお持ち帰りください。

(4)水を伝わるソリトン
東日本大震災では、地震の被害はもとより、津波の甚大な被害が大きな衝撃を与えました。その津波とはどう発生するのか、また、どうしてそんなに大きな被害を与えるのか、1メートルほどの細長い水槽を使って実験します。 
主な登壇者など
小田垣孝:東京電機大学理工学部理学系物理学コース 細田真妃子:東京電機大学理工学部共通教育郡 
参考URL
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事前申込
なし(自由に参加できます)
備考
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